治療期間を短縮できる

アンカースクリューを固定源に歯を動かすことで、通常の矯正治療よりも大きく歯を動かすことができ、まとめて歯を移動することができるため、短期間で治療が完了することができます。

抜歯をせずに臼歯を後ろに移動できる

臼歯（奥歯）を後方へ移動させることはほぼ不可能とされていたため、歯を動かす先のスペースを確保するために歯を抜く必要がありました。アンカースクリューを使えば臼歯を後方へ移動できるため、抜歯をせずに歯並びを整えることが可能です。

手術の回避

手術を併用しなければ改善できなかった骨格性の上顎前突や下顎前突、開咬なども、アンカースクリューを使えば手術なしで改善できる可能性があります。

痛みが少ない

アンカースクリューを埋め込む際は麻酔を使用しますが、痛みも出血もほとんどありません。麻酔の効果が失われると多少の痛みが現れるため、必要に応じて鎮痛剤を内服してください。
また、アンカースクリューの周りの歯茎や粘膜に多少の違和感が生じることがありますが、数日で慣れる方が多いようです。