治療中の痛みはありますか?
個人差はありますが、治療開始から2~3日は痛みを感じる方が多いでしょう。数日で改善するため、大きな心配はありません。なお、ワイヤー矯正よりもマウスピース矯正の方が痛みが少ない傾向があります。マウスピース矯正は弱い力で歯を動かすため、それだけ歯の痛みが少なくなります。当院ではワイヤー矯正でも痛みの少ない負担を抑えた装置なども取り揃えております。
部分的に、歯並びを治すことは可能ですか?
部分矯正が可能かどうかは全体的な噛み合わせによって異なります。前歯しか気にならなかったとしても、全体の噛み合わせのバランスに問題があることで全体矯正が必要になるケースもあります。無理に部分矯正で進めると仕上がりに満足できないリスクが高まるため、ドクターに相談のうえで最適な方法を選ぶことが大切です。
40代でも矯正治療を受けることはできますか?
矯正治療に年齢制限はないため、歯や歯ぐきが健康であれば年齢は関係なく矯正治療を受けて頂くことができます。むし歯や歯周病がある場合は、年齢関係なく、そちらの治療を優先します。
金属アレルギーでも矯正治療は受けられますか?
金属の矯正装置を使用しても問題ない場合がほとんどです。心配な方は、金属を使用しないプラスチック製のマウスピース矯正がおすすめです。
矯正治療はいつから始めるのがベストですか?
歯並び・噛み合わせの状態で異なりますが、開始年齢が遅くなることで治療の選択肢が狭くなる場合があります。そのため、歯並びが気になった時点でまずは相談いただくことをおすすめします。
親知らずがある場合でも矯正治療はおこなえますか?
可能です。親知らずの抜歯が必要かどうかの診断が必要のため、まずはご相談ください。
歯周病があっても矯正治療を受けることができますか?
歯周病を改善してから矯正治療を開始することが通常です。歯の移動によって歯ぐきに負担がかかると歯周病が進行しやすくなる恐れがあるので必ず歯周病治療を先に行い、改善してから矯正治療を行います。
抜歯は必要ですか?
当院ではなるべく歯を抜かずに矯正治療をおこなっております。基本的には歯を抜かずに治療を行っておりますが、歯の凹凸がひどく歯を動かすスペースが不足している場合は抜歯が必要になる場合もございます。
小児矯正の場合は顎の成長を促して歯がきれいに並ぶスペースを確保できます。そのため、小児矯正を受けた方は、大人になってからの矯正治療で抜歯をせずに済むことが多いです。
通院頻度はどれくらいですか?
1~2ヶ月ごとにご来院いただきます。マウスピース矯正は一度に複数枚のマウスピースをお渡しすることで、通院の間隔をあけることも可能です。
飲食時に気を付けることはありますか?
ワイヤー矯正の場合は、ナッツ類やせんべいなど硬い物、ガムやキャラメルなど装置にくっつきやすいものは控える必要があります。装置が壊れたり外れたりする恐れがあるため、注意点を必ず守るようにしてください。
マウスピース矯正の場合は特に控えるものなどなく食事をとって頂けますが、飲食時は必ずマウスピースを取り外してから飲食を行うようにしてください。